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「ゴルゴ13」のシングルモルト、中身はグレンファークラス?

「ゴルゴ13」シングルモルト

山岡秀雄さん、是非ともお会いしたい方です。小学館の編集者で、世界的に有名なウイスキーコレクターで、スコットランドはじめ海外でのノージングコンテスト優勝8回。もう目指すところの全部をお持ちなのです。

持っている方というのは、タグという言葉も不要。山岡さんほどの方となるとそう思います。

その山岡さんがドイツのボトラーズからセレクトしたというのが、こちら。さいとう・たかを作『ゴルゴ13』が、小学館の漫画誌『ビッグコミック』連載50周年を2018年に迎えることを記念したシングルモルトです。

連載50周年記念ボトル ゴルゴ13 スペイサイドリージョン1998

  • 香り…一瞬バラ。シュークリーム、レーズンバター。
  • 味…入り口は優しいが、進むほど厚みを感じる。濃厚で甘い。少し麦っぽさ。ミルクチョコレートとレーズン感がない交ぜ。
  • 総評…リッチ。寒い時期、食後に1杯だけ、じーーーっくり行きたい。
  • 次に飲むのは?…キニンヴィ23y

@Bar Atrium Ginza

連載50周年記念ボトル ゴルゴ13 スペイサイドリージョン1998

もう一つ、ゴールドのラベル色の「グレンキース1993」と合わせて限定513本。50周年と作品名の数字が由来ですね。

こちらの「スペイサイドリージョン」は中身が明かされていませんが、「スペイサイドで家族経営を続けている蒸留所」とのヒント。といえば、グレンフィディックかグレンファークラスしかありません。

で、非常に深みがかった琥珀色といい、シェリーっぽい口当たりといい、グレンファークラスしかないと思うのですが。しかもこのマッタリ感、熟成21年以上は行っている気がします。

正解を知りたいけど、あーでもないこーでもないと推理しながら飲むのが正しいかも。正解を知ることがすべてではない。世の中知らなくてもいいこと、教えてくれなくていいこと、たくさんあるからね。

 連載50周年記念ボトル ゴルゴ13 スペイサイドリージョン1998

ちなみに『ゴルゴ13』50周年を記念した展覧会が大阪であるようですよ。東京にも巡回するのかな。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性