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盛岡の旅(4)光原社は隠れたフォトジェニックスポット。

光原社 盛岡

盛岡に行くと欠かさず寄る場所が、駅から徒歩10分ほどの材木町にある「光原社」です。宮沢賢治の『注文の多い料理店』を1924年(大正13年)に発刊した出版社として知られています。

もっとも、ぼくのいちばんの興味は賢治ではなく、ここで売られている民藝の数々と、併設される喫茶店「可否館」です。

賢治亡き後、民藝運動を起こした柳宗悦や型絵染の芹沢銈介、版画の棟方志功といった民藝運動家と交流し、その作品を紹介してきた光原社。材木町の本店ほか盛岡市内の北ホテル、仙台の支店(仙台光原社)があり、そちらでも民芸品の数々に触れることができます。温もりと質実剛健な手仕事の数々、いつ見ても素敵です。

光腹社

光原社の民芸品

光原社の民芸品

そういった歴史、ルーツのみならず。ここ光原社はそのロケーション、雰囲気も素晴らしい(スタッフの許可を得て撮影しました)。日本有数の、隠れたフォトジェニックスポットと密かに思っています。紅葉の紅と建物の白のコントラスト、これに庭木のリンゴが差し色になっているようで、目の保養になります。

光原社 中庭

光原社 中庭

光原社 中庭

盛岡2日目のこの日は、「晴れ時々、雪」を繰り返す天候。それがまたドラマティックな効果で、iPhoneのカメラで撮りまくってしまいました。

もう一つ。ここを訪れたら、必ずセットにするのが可否館でいただくコーヒー。名物のくるみクッキーなど、ちょっとした菓子をあります。民藝家具に囲まれながらの一服。日常と接続していながらも、心落ち着く時間が過ごせます。

光原社・可否館

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性