歯切れのいい文章を追求する。

ウェブ上で長い文章を読むのが苦手なので、自分のブログもだいたい文字数が600~1500字前後に収まることが多いです。「簡潔に、濃く、やさしく」を目指してやっているのですが、特に「濃く」の部分は、ずっと追求が続きそうだなぁと思います。なにしろ「濃く」とは、知識と経験がものを言いますから。ごまかそう、取り繕おうとして、濃いものが書けるはずはありません。

「Freak!」という実名映画レビューサイトで、ひそかにブックマークし、たびたび読み返している映画評があります。大ファンのマイケル・マン監督(というか信者です、ぼく)の『ブラックハット』をレビューした長内那由多さんの記事です。

「完全オリジナルで」「凝縮され」「平易に書かれた」お手本のような映画評なんですよね。長内さんはほかの記事も、文体が一貫している。シグネチャーがなくてもこの人が書いたとわかる。マイケル・マンという映画監督を好意的に評価していて、ぼくが感情移入して読んでしまう分を差し引いても、上手いなぁ見習いたいなぁと思うし、これが「○○節(ぶし)」と言われるものなのだろうと感心します。

映画も演劇もこのように簡潔に評を書きたいところですが、どうしても説明的で長くなってしまう。歯切れのいい文を短い時間でパパッと書き、更新頻度を上げていきたいところです。文章修業の道に終わりはありません。

とはいえぼくの場合、思い入れの強い映画については「簡潔に」というわけにいかないです。いずれこのブログで「全○回」の大型シリーズ(?)として語るつもりです。