友人やコミュニティ界隈で、音声入力が活況を呈してます。今ひとつピンとこなくて使っていなかったのですが、些細なことを機に試してみようかという気持ちになりました。
ぼくはICレコーダー派ですが、これはあくまでメモの補完です。基本的に自分の声が好きではないので、取材後の再生確認は苦痛でたまらない(自分の声は早送りして飛ばしてるくらい)。ゆえに記憶とメモで集中してインタビューや取材に臨みます。
ぼくはICレコーダーをテーブルに置いてサシで話を聞くのは、相手に心理的負担になるという仮説を立ててます。平気な人は平気でしょうし、グループでの取材(官邸記者のぶら下がりや芸能人の会見ですね)などではむしろ使ったほうがいいと思います。エビデンスにもなるし。
音声入力ツールはスマホアプリで簡単にダウンロードでき、何よりもICレコーダーと違って傍らに置くことの抵抗感がない。取材者も取材対象も、おそらくどちらにとっても心理的負担感がかなり減るのでは。
加えて物量的にはテキスト変換できるのが大きい。これを時間換算したら、どえらい生産性向上になるのでは。取材で稼ぐライター諸氏にとって、このショートカットは相当大きいと見込んでます。今日ニッチタイムにいろいろ調べ、iPhoneに入れてみました。結果はどうあれさっそく試してみます。