引っ越しといっても2016年の11月から、はてなブログのほうで始めたばかりです。はい、記事の積み上げがありません。本当にイチからのスタートとなります。前に少しだけ、したためていたものを移しつつ、新しいものを積み重ねていきます。
で、何を書くのか。
主にお酒、それも西洋の蒸留酒(ウイスキー、ブランデー)や混成酒(カクテル)のことについて、また自分が足を運んだBARについて、徒然なるままに書き連ねていきます。
飲む人が見たら思わずニヤリとしてしまうような、脱力系の読み物を。というわけで、今回はぼくが今のところ一番好きな酒、グレンモーレンジのテイスティングからスタートします。
グレンモーレンジ18y(MHLVモエヘネシー・ルイヴィトン)
- 香り…フローラル。黄桃、カスタードクリーム。加水すると蜂蜜やキャンディ、バターが回転する。
- 味…重厚ではないが、存在感抜群のミディアムボディ。メロウ。甘い。はちみつ、キャラメル、チョコレート、ナッツ。加水すると軽快になるが、スカスカせず、ウイスキーが苦手な人もス~ッと入りそう。
- 総評…華やかでスウィート、官能的。ストレートで。
- 次に飲むのは?…今のぼくには、これで締めるのが最上最良のデザート。こんなのをキープして当たり前に飲んでたら、罰が当たります。
テイスティングの付け方は、編集者でウイスキー評論家・土屋守さんのやり方を真似てます。
ほんとは外で飲むのが一番いいです。雰囲気のあるBARなら◎。ただ、テイスティングする場合は、むしろ殺風景な蛍光灯の下あたりのほうがいいです。そのほうが雰囲気に酔うことなく、真剣に対象と向き合えますから。
で、ぼくの場合、対象と真面目に向き合うには自宅が最適な場所なんですね。できれば寝静まった夜中に。雑音がありませんから。テイスティングしたら、あとは普通に飲むだけなのですけど。繰り返し飲むことで、見えてくる味わい、香りってありますよ。