2016年、皆さんはどんな年でしたか? ぼくは自分史上で一番行動した1年となりました。2017年はさらに感度を上げて動いていきます。
2016年の締めくくりは東京・広尾のウイスキー文化研究所で開催のセミナー(ウイスキースクール第4回「土屋守、テイスティングの真髄を語る」)参加してきたときの振り返りを。
シリーズ初となる全銘柄ブラインド。銘柄を隠して「何かあててみ」というやつです。が、今回は事前に銘柄が開示されました。
テイスティングは6アイテム
6種類のスコッチは、A〜Fのどのグラスに該当するのか。アロマとテイストで見分け、点と線を結ぶのです。
- クラガンモア12y(スペイサイド)
- ダルウィニー15y(ハイランド)
- グレンキンチー12y(ローランド)
- オーバン14y(ハイランド)
- ラガブーリン16y(アイラ)
- タリスカー10y(アイランズ)
与えられた時間は30分。その中で香りと味、総合評価をノートにしたためなければなりません。しかも講師の土屋さんは、加水後はどうなのかまで聞いてきます。土屋さんが解説を始めるまで銘柄はすべて書けたのですが、3銘柄が時間切れで詳述に至りませんでした。
土屋さんは一問一答ではなく、何人かにアウトプット発表させ、全員に挙手で回答を聞きます。正解をなかなか明かさず、引っ張ってくれます。ワクワクしますね。
さて、結果は……?
4勝2敗でした。
かなり自信があったので、ガクッでしたね。グレンキンチーとオーバンが逆だったのです。アイラモルトのラガブーリン、潮の香りがするタリスカーは、さすがにすぐ分かりました。
発見は、クラガンモアが意外にライトボディで、ダルウィニーがデザートにうってつけの濃厚な甘さだったこと。悔しいのは、キンチーを間違えてしまったこと。これ、いまボトルキープしてるお酒なのです。言い訳できません。
が、内心ちょっとガッツポーズなことが。ぼくの席の真後ろにMHDモエヘネシーディアジオのアンバサダー、ボブさんことロバート・ストックウェルさんが着席されていまして。そのボブさんと、銘柄回答が同じだったのです。ボブさん、「タリスカーを間違えないでよかったデス」と流暢な日本語でジョークを飛ばすイケメンでした。
今回4回目で、今のところ遅刻・欠席なし。好きなものだと、こんなにも熱が入るのですね。土屋さんから「だいたい月イチ開催で、2年がかりになるだろう」と聞いたときは、そんなに長い道なのかと驚き(小躍りし)ましたが、もはや極めるしかありません。
2017年も楽しみです。