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ザ・マッカラン アンバー 1824シリーズ、しばらくキープです。

ザ・マッカラン 1824シリーズ アンバー

近所の行きつけでザ・マッカランの限定品をキープ。昨年勧められるがまま取り寄せたものの、長らく放置してしまい、ようやく開栓しました。

ザ・マッカラン 1824シリーズ アンバー

  • 香り…穏やかで控えめ。カステラ、フルーツケーキ。若干の樽香とクロテッドクリーム。
  • 味…ミディアムライト。スパイスから、ややシロップのような甘さに。ショートケーキ。余韻はドライで短め。
  • 総評…シェリー樽っぽさは健在だが、より飲みやすくした柔らかバージョン。
  • 次に飲むのは?…グレンファークラス17y。

@カドヤ黒門町スタンド

ザ・マッカラン 1824 アンバー

ザ・マッカラン アンバー ラベル

シェリー樽のニュアンスがよく出ている安定のマッカランです。あっさり飲めるが、かといって軽すぎない。そのバランスが良いです。

「アンバー」=琥珀色という名称。1824シリーズはゴールド、アンバー、シエナ、ルビーの4種展開、いずれもノンエイジで、

  • アメリカンオークとヨーロピアンオークのシェリー樽熟成。
  • その名の通り、色味の違いを出すために樽の選定を優先。

という工程を経たうえでの特徴があります。

ウイスキーマガジンによると、このアンバーは2,400本限定で、ファーストとセカンドフィルのスパニッシュ&アメリカンオークによるシェリー樽とのこと。

熟成年数にとらわれない評価軸の提案。このままウイスキー人気が続けば、どの蒸溜所もこうした試みが必要になってくるでしょう。

企画力と技術力の進歩で、「原酒不足で」などという昨今の生産調整の決まり文句を懐かしむ日が来たらいいなぁ。

それにしてもいい色です。樽にうるさいマッカランの為せるワザ。ほかが安易に乗ってこられない領域でしょう。これを簡単にやろうとするなら、手っ取り早くカラメル着色をやるしかない。

蒸溜所ごとの香味特性を生かした「企画モノ」、もっと見たいですね。多少若くてもいいから。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性