自宅飲みのアンノック12yをあっという間に空けてしまい、次をどうするか。近所のリカーマウンテンで「ロッホローモンド」を選んでみました。フルーティでもスモーキーでもない、農場のイメージを想起させるシングルモルトです。
ロッホローモンド クラシック
- 香り…カビ臭。濡れた土、腐葉土、粘土。加水すると漢方薬。
- 味…オイリー。レモングラス。加水して甘くなり、ヘーゼルナッツ、ややショウガ。
- 総評…口開けのストレートは香りも味も相当クセがあったが、時間が経つと和らぐ。ロックで食中酒としても面白い。
- 次に飲むのは?…エドラダワー10y。
税抜2,900円というお手頃価格につられて購入。ひとくち含むと、ヘリヤーズロードを彷彿させる土いじり感が。香りも味もかなりキテます。ノンエイジとはいえ、こんなにもエッジーなものがエントリーモデルでいいんでしょうかね。
ロッホローモンドという名称は、イギリス最大の湖面面積を誇るローモンド湖の意味。グレーンウイスキーを生む連続式蒸留機とモルトウイスキーを生むポットスチルを、同じ建物内に併設しているようです。
特徴の異なる複数のシングルモルトをリリースできるのは、ロッホローモンドの強みですね。ほかインチマリン、オールドロスドゥーなどの銘柄を出してます。増産に入っているそうなので、数年後にはこれらのバリエーションが出てくるかもしれません。