ベタベタではなく、甘さと苦みが整ったこなれたバーボンという感じでホッとしました。
ヘブンヒル6年(Heavenhill 6 Years Old) 45%
- 香り…しっかり。りんごジャム、チェリーパイ、ホイップクリーム、コーンの入った菓子パン。
- 味…甘みより酸味とやや苦みも。マラスキーノチェリー、ライ麦パン、焼きすぎたパンケーキ。
- 総評…ライとコーンと蜂蜜の三者が入れ代わり立ち代わり。豪快に飲むのはもったいなく、ゆっくりで。
85点
@日下部
90年代前半に出回っていたもので、瓶熟が進んだ感じ。
そのせいかミディアム寄りのライトボディでした。
パワフルさよりもなんだか素朴な味わいで、現在出ているものと飲み比べてみたいものです。
エライジャクレイグやエバンウィリアムズ、ヘンリーマッケンナといったバーボンのレジェンドを冠したブランドのほか、ホイートウイスキーのバーンハイム、ライウイスキーのリッテンハウスなどを出しているヘブンヒル社。
200超の銘柄を出しているそうで、やり手の家族経営といった企業です。
余談ながら、これをいただいた直後にウォッカベースのショートカクテル、バラライカを頼んだのですが。
その際に「せっかくだから」ということで、同社のウォッカで作ってくださいました。
うす甘〜い感じが肝臓にほどよく沁みて、良い心持ちに。
うん、今度はまたこれで作ってもらおう。