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ウイスキーフープのアラン15y。

ウイスキーフープ アラン15年

なんちゃら改革はじめ昨今の傾向で、休暇の一極集中がなくなりつつある……と思いきや、案外そうでもないんですよね。

今月13日から電車は通勤時間帯でも空いてるし、往来の人通りや車の通行量も目に見えて少ない。休暇分散化なんて観光庁がアイデアを出すまでもなく、そんなのやってる会社やフリーランサーは普通にいますわね。

ま、日中でそんな感じですから、当然夜の街もまばらです。で、この日は赤坂、この辺りもいつもよりグッと静か。バーテンダーKさんと世間話からお酒の話になり、こちらをいただきました。

ウイスキーフープ アラン15y 52.3%

  • 香り…主張あり。あんパン、塩キャラメル、バニラファッジ。鼻から胡椒が抜ける。後半の後半に黄桃。
  • 味…ピーナッツ、バニラクリーム、中盤から後半にかけてスパイシーに。少しワカメスープ。余韻は長い。
  • 総評…芳醇で温か、甘辛入れ替わり立ち替わり。バランス秀逸で一人味わって楽しみたい。
  • 次に飲むのは?…スプリングバンク15y。

@kokage

全体的に甘さ主体ですが、ほのかに塩っぽさ、島っぽさも。どこかキャンベルタウンモルトのスプリングバンクを思い起こさせました。たゆたう波と藻のような、そんなイメージです。

アランはこの手のプライベートカスク、シングルカスクが本当に多いですよね。グレンファークラスがそうですが、愛好家に優しいというか、ボトラーに気前がいいというか。すてきな蒸溜所ですね。

「ウイスキーフープ」は、バーテンダーなどプロが入会できる日本の会員制組織。言ってみればボトラーズですね。メンバーの皆さんは産地すなわちスコットランドでのサンプリング、原酒の選定を行っているそう。羨望のまなざしでボトルを見てしまいます。

上記ウイスキーフープのサイトで、参加バーが掲載されてます。厳選ボトル、気長に追っていこっと。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性