1泊実家帰り。といっても、隣県の電車で30分のところなので、帰省の類とはだいぶ性格を異にする。
正月以来の帰省、もう少し余裕を持ちたいところ。だけどまとまった休みが取れないので、こういう小刻みな調整をせざるを得ない。続けて働くのはかまわないけど、どこかのタイミングで10日間くらいドカンと休みを取ってメリハリ付けたいよね。
無理に帰ったのは、顔見せともうひとつ。飼い始めたネコと対面するため。母親が道端でノラをかわいがっているうちに仲良くなってしまい、結局連れて帰ってきたそうだ。
そのノラは妊娠したメスで、拾った後になんと4匹の子どもを産んだ。うち1匹は死産し、いま3匹の子ネコが家中を飛び回っている。
活発な子で、ジッとしていられない。拾った親としては、それがかえっていいのかも。かつて自分の子育て時代を思い起こしているんだろうと察する。
それにしても。ネコだけでなく、ともに暮らす動物をどうしていとも簡単に棄てるかね。どんな事情があれ、あくまで人間の側の論理だ。棄てるのは許されない。
どうしても手放さざるを得ない場合、八方手を尽くして引き取り手を見つけるのが筋ってものだ。
元気な子ネコちゃんたちを撫でながら思う。飼うには相当慎重に検討し、飼うと決めたからには一生死ぬまで付き合う覚悟が必要だろうと。
ちょっと大げさだけど、それくらい真剣に考えないと、自分のような怠惰な人間には無理だろうなぁと思った次第で。