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受け取る側のとらえ方次第で、好意にもハラスメントにもなる。

勤務先で行われた「ハラスメント講習会」に参加しました。世間でいわれている実例・事例を交えつつ、グループ単位での「ハラスメントに遭遇したこと」、「ハラスメントしてしまった・されたこと」を話し合うワーク、そして法務省が発信する啓発映像を見て学ぶというもの。

何がハラスメントに当たるか、当たらないか。

僕が思うに。これね、「相手がハラスメントであると取った場合、それはすべてハラスメントに該当する」という結論です。

巷間いわれるハラスメントは極端な例だとしても。「そんな言い方ってあるか」と思うこと、口に出すこと、しょっちゅうあります。言い方の問題。この言い方・伝え方に気遣いが見られない人は、ほんとうに心底不愉快です。

で、それを口に出すと「それは取り方の問題だ」とか「愛情表現だ」という、すり替えをする人がいます。悪くとらえるオマエのほうが悪いと言わんばかり。

百歩譲って。マジボケで好意的に接したとしでも、コミュニケーションの相手が気分を害したら、それはハラスメントです。

「イケメンのボディタッチはOKなのに、オッサンが同じことしたらハラスメントになるのはおかしい」って? いやいや、おかしくないです。いいですか、逆の立場で考えてみればわかりますよね。ブサイクさんよりカワイコちゃん(死語)に優しくされたほうがうれしいでしょ。

おっさんがボヤきたくなる気持ちは分からないではありませんが、それが世のならいです。

ふつうの言葉のやり取り、なにげないコミュニケーションに、目配り心配りが必要な時代と悟る過渡期に、今はあるのでしょう。こないだ、若い人は飲み会に参加したほうがいいと書きましたが、そういう僕は、もはや若い人を飲みの席に誘うことは一切しなくなりました。

今はとにかく、特に僕のような中年世代は、繊細で難しい時代を生きているという自覚を持たないといけません。とはいえそんなに深刻になる必要もない。今は今、気楽に泳いでいきましょ。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性