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ハイランドパーク12y。どんよりと曇ったアイランズモルト。

前頁の続きです。スタンダードに選択と集中を。意外にこれも飲まない銘柄なのですよ、どういうわけか。

ハイランドパーク12y(ハイランドディスティラーズ)

  • 香り…どっしりとしたピート感。麦っぽさ。アーモンド、ナッツ。
  • 味…飲みやすいミディアムボディ。辛子醤油。余韻も甘辛い。
  • 総評…強めの香りとは裏腹に、味はさほどクセがないけど、飲むほどにボディが弱くなる。どっしり→どんより、って感じ。
  • 次に飲むのは?…ロングロウ。一気に南下してキャンベルタウン製のべヴィスモーク(フェノール値50ppm)に行ってみては。ハイランドパーク同様、フロアモルティングを自前で行う貴重な蒸留所だし。

@カドヤ黒門町スタンド

ハイランドパーク12

オークニー諸島メインランド島のカークウォール。スコットランド最北(北緯59度)の蒸留所のスコッチです。以前出席したテイスティングセミナーで、ブラインドで出されたうちの一つがこれ。出席者の中で銘柄を当てた人、ぼくも含めていなかったのですよ。これがタリスカーやラガヴーリンのような特徴的なものなら、まだ当てられるのですが。ハイランドパーク、どういうわけか影が薄い。知名度は抜群なのに、ディアジオのお酒のようにブランドイメージがないのですよ。もったいないなぁ。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性