いただいたのは夜ですが、陽光の下で飲みたいような爽やかさがあります。
ベンリネス15年(BENRINNES 15y) 43%
- 香り…やや主張あり。蜜のような入口。カルメ焼き、アップルトフィ、パンケーキ、ほんのり樽香。
- 味…甘さ優勢。ナッツ、青りんご、レモン、タバコ。後口あっさり。
- 総評…柑橘系の爽やかさとリッチなコンテンツが両立。昼日中にストレートで。
86点
@Atrium Ginza
ディアジオ社の「花と動物シリーズ」のひとつで15年物。ラベルに描かれているのは蒸留所周辺に生息する黒ライチョウです。名称はスペイサイドの最高峰(といっても標高840メートル)のことで、蒸留所は山の北側の麓、標高213メートルに建てられています。
同蒸留所はもろみの一部を3回蒸留しており、スプリングバンクと似た変則システムの2.5回蒸留を採用しているとか。
原酒はジョニーウォーカーやJ&Bに大半がブレンドされているようです。オフィシャルボトルよりも、ボトラーのほうでよく見かけます。名だたるスコッチの骨格を成すひとつなのに、特徴的でない分、隠し味になっているのかも。シングルモルト単体で飲むと個性がわかる気がするんですけどね。
ベンリネス 15年 (UD花と動物) 並行品 43度 700ml 価格:9980円 |
価格:19,300円 |