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桃月庵白酒さんの大手町独演会、其の五。

大手町落語会「ザ・桃月庵白酒 其の五」2019年

毎年1回、よみうり大手町ホールで開かれる桃月庵白酒さんの独演会。2019年の今回は春夏秋冬の四季に絡めた4席、すべてネタ出しでした。

「百川」
「厩火事」
休憩
「四段目」
「お化け長屋」

「厩火事」と「お化け長屋」は師匠・五街道雲助さんからだそう。雲助さんは女性が出てくる噺の調子、仕草が自然なんですよね。艶っぽすぎず、かといってクールすぎず。髪結いの亭主の愛情を確かめようと奮闘する女房の姿は、言われてみれば雲助さんの様子に繋がるものが。

季節ネタに絞るのは意外に難しいようで。雲助さんが浅草のトリを務めた際「初天神」をかけようとして止めたというエピソードを。節分の恵方巻を皮肉り、落語協会のファン感謝デー「謝楽祭」や黒門亭(落語協会ビルで行われる落語会)の話からの「百川」。

商売に走る神社や、東京の有名な縁結びの神様とその参拝客の話からの「厩火事」。最近野党から与党に転じた議員を「あれこそ本当のプロ」とやり、与党気鋭の若手二世議員を「もっとカネに汚いところを見せてほしい」と煽りつつ「四段目」。白酒さん自身の住居歴や、事故物件に好んで住む芸人のエピソードからの「お化け長屋」。

そうなんです。白酒さんといえば、ぼくはまくらも大好きなんですよ。怖いものなしで、同業の噺家から(独特のヒューマンウォッチングによる)道行く人まで、あちこちに噛みついたり、小ばかにしたりしている。かと思えば「言いすぎました」とか「自分の身がかわいいので」と言ってブレーキをかける(ような演技をする)。

だから「皆さんは笑っていらっしゃいますが、いるんですよ、一人や二人は『不快です』とお怒りの方が」とフォロー(?)も。でも白酒さんの怒りやdisりは、的を射ているんですよね。

ぼく自身、権力大好きなわりに、「怒り」が行動のトリガーになる一面もあるので、そういうものを淀みなく話す白酒さんには勝手にシンパシーを感じてます。

来年2020年は2月15日(土)13時に開催決定とのこと(チケットは2018年11月発売予定)。寄席とはまた違う熱演が見られるホール落語会の白酒さん。この人の独演会に行くのが、自分の恒例行事となりそうです。

大手町落語会「ザ・桃月庵白酒 其の五」2019年

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性