ダグラスレインのグレンバーギ8年。物足りないくらいで、ちょうどいい。

グラスゴーのボトラー、ダグラスレインといえば真っ先に思い出すのが「ビッグピート」でしょうか。熱狂的なファンがいるポートエレン(閉鎖)などアイラ島の5つのモルトで構成した、超個性派のヴァッテッドモルトです。

ビッグピートなどのアイラほか、スペイサイド、アイランズなどスコッチの生産区域ごとにヴァッティングした「リマーカブルリージョナルモルトシリーズ」、カスクストレングスの「オールドパティキュラー」などを送り出しています。

そのダグラスレインがお手ごろゾーンの価格設定でリリースしているのが「プロべナンス」というシリーズで、その「グレンバーギ8年」をテイスティングしてみました。

ダグラスレイン グレンバーギ 8y

  • 香り…ふわふわ立っている。枝付きレーズン、シリアル、アップルパイ、古樽、モルト。
  • 味…ライトボディ。タルト、ヘーゼルナッツ、キューカンバー、プラックペッパー。余韻は中程度。
  • 総評…仕上げ前のバーギ。あとちょっと感が絶妙。飲みやすさの中にくっきりとした個性。食前酒に。
  • 次に飲むのは?…GMミルトンダフ10年。

@カドヤ黒門町スタンド

ダグラスレイン グレンバーギ8年

写真で分かりづらいですが、明るい麦わら色です。ほぼ完成に近いながら、どこか「あとちょっと感」があるのが、この8年らしさでしょうか。余韻もほどほどで切り上がるものの、後半になって焦げたトーストやバターの香りがぷんぷんと。

計算ずくで掬い取ったであろうことは分かるのですが、あえての未完成で取得するのも一興ですよね。若いときにしか見られない一瞬の輝き、垣間見ました。

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hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて100軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新750記事超(2019年2月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性