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ヘンリーマッケンナ10年 、優しくて表情豊かなバーボン。

ヘンリーマッケンナ10年

目先を変えたくて今夜はバーボンに。「ヘンリーマッケンナ10年 シングルバレル」(並行品、正規品はキリンが販売)を試してみました。

注がれたグラスに鼻を近づけた瞬間、それとわかるのがバーボンの特徴。スコッチやアイリッシュとは違い、独特の化粧感があります。

このヘンリーマッケンナもバーボンとすぐに分かるジャムっぽさがありますが、オールグレーンのウイスキーゆえか、飲み口は非常に優しいです。入口でアプリコットを感じた後、レッドカラントやチェリーのような甘さ、さらにリムーバーや黒胡椒も出てきました。

アルコール度数は100プルーフ(50%)ですが、飲むのであれば数字は参考程度に。ロックはもちろんですが、ぜひストレートで。

今回ストレートで試してみて、良さが分かりました。どうもロックではカジュアルにスイスイ行き過ぎてしまう性質ゆえ、スロードリンクにはストレート飲みが欠かせません。

バーボンで?と敬遠する向きもあるだろうけど、ジンにせよラムにせよテキーラにせよ、その素顔というか「生=き」が感じられるのは、やはりそのままが良い。そうすると、それらをベースにした普段飲んでいるカクテルもよりいっそう楽しめるってもの。強くおすすめしたいな。

と一人ごちながらの午前3時、おなじみの黒門で、眠気が覚めて勢いがついちゃった。

ヘンリーマッケンナ

ヘンリーマッケンナ 並行品

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性