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ブラッドノック10年。輪郭あるローランド。

ブラッドノック10年

スコッチのローランドといえば閉鎖されたローズバンク、新しいアイルサベイ、ダフトミルあたりが思い浮かびます。現役ではもちろんグレンキンチー、オーヘントッシャンが挙がりますが、もうひとつ、ブラッドノック(ブラドノック)を忘れてはいけません。

1817年創業でつい最近まで閉鎖と再開を繰り返していたブラッドノックは、オーストラリア人の新オーナーが蒸溜所を買収し、折からのウイスキーブームに乗って、2017年にノンエイジ、15年、27年の3つのシングルモルトウイスキーをリリース。今回は2018年にリリースされた10年を試してみました。

ブラッドノック10y 46.7%

  • 香り…柔らか。バター、熟したマンゴー、バナナ。後半にバタースカッチ。
  • 味…バナナ、キウイ、シトラスフルーツ。その後、唐辛子を振った醤油。後口は辛甘。
  • 総評…南国テイストしっかりの輪郭あるローランド。粘性のあるテクスチャーも後引く。

@カドヤ黒門町スタンド

ブラッドノック10年をテイスティング

熟成はバーボン樽です。ローランドというと酒質がライトで比較的クリーンなイメージもあるのですが、この10年物はアイリッシュを彷彿させる南国テイストが意外でした。熟れたフルーツがうねる感じです。

10年という数字だけで測れない、芯のあるシングルモルトでした。他のラインナップはなかなか見かけませんが、チャンスがあればぜひ飲み比べたいところです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性