クーパーズ・チョイス スカラ・ブレイ 1999年。オークニーの蒸溜所といえば……?

ザ・クーパーズ・チョイス スカラ・ブレイ 1999年 52%

ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー社の代表的ブランド、クーパーズ・チョイスの「スカラ・ブレイ」です。このシングルモルト、中身は明かされていませんが、スカラ・ブレイ(=スコットランド北部、オークニー諸島メインランド島にある新石器時代の集落遺跡)というヒントが出ていますね。メインランド島といえば「ハイランドパーク」か「スキャパ」となります。

ザ・クーパーズ・チョイス スカラ・ブレイ 1999年 52%

  • 香り…控えめ。カスタードクリーム、化粧水、麦わら。奥のほうにピート。
  • 味…強めのアタックの後に柔和な甘さ。やや酸味。キャラメル、草団子。余韻は長め。
  • 総評…想像以上に柔らかでおとなしい。カビ付きのチーズのような発酵系のフードと合わせたい。

@長谷川

ザ・クーパーズ・チョイス スカラ・ブレイ 1999年をテイスティング

バーボン樽18年熟成のノンチル&ノンカラーリング。カスクストレングスと思いたいところですが、52%くらいですと加水していても分かりません。現にいただいた感じ相当穏やかで、加水調整しているんじゃないかなぁというのが正直な印象です。

ハイランドパークか、スキャパか、どちらかなぁとボンヤリ考えていたのですが……。ん? このボトルに記載されている1999年、スキャパはモスボール(休止)状態のはず。と思い、帰宅後にアンチョコ(モルトウイスキーイヤーブック)のスキャパの年表を繙いてみると……

1997 Production takes place a few months each year using stuff from Highland park.
MALT WHISKY YEAR BOOK(2017)

と記されています。ハイランドパークの職人さんを起用し、ごく少数少量の生産はしていた模様。表には出なくても試験蒸溜などを行っていたんでしょうかね……って、秘密が面白いのに、まぁた当てっこしちゃいました。

この記事を書いた人

hiroki

hiroki

編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて100軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新750記事超(2019年2月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性