カーンモア グレントファース8年。軽やかさとリッチさの中間点。

カーンモア グレントファース8年

スコットランドの首都エジンバラから約60kmにあるバースシャーを拠点とするインデペンデントボトラー、モリソン&マッカイ。そのシリーズのひとつ「カーンモア」のグレントファース8年をためしてみました。

カーンモア ストリクトリーリミテッド グレントファース8y 46%

  • 香り…穏やか&甘やか。カスタードプリン、バター、メレンゲ乗せのレモンパイ。
  • 味…ライトボディ。軽いスパイスとカステラ、マーブルケーキ。後口は生姜と黒胡椒がたなびく。
  • 総評…軽すぎず重すぎずで、完成された8年。尖った個性はない代わりに、優しい気分になれる。

@カドヤ黒門町スタンド

カーンモア グレントファース8年をテイスティング

樽はシェリーのパンチョンと記されています。パンチョン樽はバットと同じ容量500lですが、バットとの違いは丈が短く、丸みを帯びていることが特徴です。

カーンモアを調べてみると、このシリーズでグレントファースで長熟からショートエイジングまで、さまざま出されているようです。一概に言えませんが、この8年ものの樽材についていえば、ヨーロピアンオークではなく、アメリカンホワイトオークのみ(あるいは比率高め)のような気がします(すみません、いつものように主観です)。

酒質が軽く(加水されていますが)、ケーキに使われる甘いスパイスやバニラのような香味が感じられるからです。かといって軽さ一辺倒でなく、フルーツケーキのようなリッチな味わいの側面も。どうあれ、バランスが絶妙であることは確かで、甘さ主体の優しい味わいを求める人には刺さるのではないでしょうか。

1日の終わりにふさわしいモルトだなぁと、思わずボトルを持ち帰りたくなりました。

この記事を書いた人

hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて100軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新750記事超(2019年2月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性