この10年ほど手帳はモレスキンを使っています。使っているうちに、用途が予定を書き込むツールから、いつしか自分向けの日報と化しました。今年2020年からは、いっそ日記帳にしちまえ!と書き方を改めてみることに。今のところ(3日坊主は乗り越えたとはいえ、まだ20日ばかりですが)、その1行日記は続いています。
このブログが日記みたいなものなのですが、日々の出来事を徒然なるままに書く、閻魔帳的な帳面があればいいな。そんなふうに、なんとなく頭の片隅にあったのですね。ペンを変えたこともあって、1行日記をつけてみることにしました。1行なら、全然負担にならんだろうという単純さです。
ぼくの使うモレスキンは、見開き左側に日割欄、右側に罫線があります。左ページには出来事を機械的に、右ページ罫線のあるほうに所感を自由記述形式で書いていきます。
で、面白いことに。書いていくと止まらなくなるんですよね。「誰某が○○と言った」「自分はこう思った」なんていう、主観や胸の内をノートにしたためていくと、行数が足りなくなる。月曜始まりの手帳形式なので平日はいいのですが、下部の土日になると、行数が足らなくなります。それが身を以て分かり、平日に書くことを減らす苦肉の行数調整策で、土日も端折らずつけてみようとしています。
以前にもこのブログで書いたのですが。「何のために日記をつけるのか」と目的を問われても困ってしまう。しいて言えば、「前年同期に自分はどういうことをしていたか」を確認するくらいです。過去の行動をつぶさに振り返ることはありません。
けれども、そのちょっとしたメモで、自分の途上をたどることができるのは面白いかも、と思うんです。とりあえず1年続けてみて(続くのか?)、手帳の使い方をどう進化させるか、考えてみます。