前頁の続きです。アイラ系は好きですが、ボウモアは例外というか、あんまり好みじゃないのです。スモーキーさも果実感も、どうにもピンボケで。どっちかに振り切ってくれないかなぁと勝手に思っていました。
で、なかなか機会を作らなかったのですが、アルマニャックの後にネタになるかなと久しぶりに飲んでみたら、これが良かった。
ボウモア15y ダーケスト(サントリー)
香り…ナッツ、シェリー酒。薪木。サクラチップ。後ろのほうにバター。
味…ヘーゼルナッツ。灰っぽい。その中にダークチョコレート。余韻は線香のようでもあり、燻製ハムのようでも。
総評…ほどよい飲み口なのに、多面的で面白い。食前酒として使うといいかも。
次に飲むのは?…間隔空けて(あるいは食後)ならグレンドロナック。続けてならベンリアック ピーテッドクォーターカスク。
@カドヤ黒門町スタンド
アルマニャックの後、これは継投がズバリ。バーボン樽で12年寝かせた原酒をオロロソシェリーカスクで3年熟成させたもの。ほどよい濃さで、食後よりも案外アペリティフとしていいかもしれませんよ。
飲みながら、とんでもないプレミアムがついてる伝説の高級酒「ブラックボウモア」を夢想しちゃいました。いったいどんな感じなんだろう。いつか飲みたいです。