「ピーツビースト」、すごいネーミングですね。そして樽の怪人のようなアナーキーなイラストの描かれたラベルデザイン。アナログレコード時代、CD時代は「ジャケ買い」をわりとしてましたけど、この謎のボトラーズシングルモルトも、ジャケ買いならぬジャケ飲みしたくなる衝動に駆られました。
ピーツビーストカスクストレングス 52.1%
- 香り…ミント、薪木と焚火。後半で甘さ。昔ながらのカスタードプディング
- 味…ライトボディ。一味唐辛子。中盤で石油ストーブに当たっているような温かみとともに、突然シュガーバターに。
- 総評…前半は爽やか、後半でストーブに当たるような温かみが。キャンプに持ち込んで、火にあたりながら飲みたい。
- 次に飲むのは?…イメージが近いロングロウ。
@カドヤ黒門町スタンド
ラベルの感じといい、「ピーツビースト=泥炭の獣」なんて大げさなネーミングといい、その割に温かみのある香りと味わい。第一印象はとんがっていながらも、徐々に優しい素顔をのぞかせます。気に入りました。
UKの公式サイトによると、ラベルの独創的な獣を描いた手がけたのは、ダグ・アルブスさんというブラジル生まれのアーティスト。
MTV、UNICEF、HONDA、Microsoftといった大手国際ブランドのキャンペーンを手がけたそうです。よーく見ると、ラベルの端が焦げてます。もちろんこれもラベルの一部で、こういうアソビは好きですよ。
このピーツビースト、中身はアイラモルトだそうですが、ぼくは「うんと優しくしたロングロウ」のイメージでした。他に何かバリエーションがあれば試してみたいです。