グランツの免税ボトル「カーボン」、わいわい飲みたいスコッチ。

グランツ エレメンタリー カーボン6年

グランツのトラベルリテール(免税店)向け、1Lボトルです。
特徴がとらえづらいですが、ウイスキーを飲む人が皆でわいわいやる分にはコト足りる——そんなブレンデッドです。

グランツ エレメンタリー カーボン 6年(Grant’s Elementary Carbon Aged 6 Years) 40%

  • 香り…入口はツンと鼻をつく。白絞油やシリアル、シナモン、ナツメグなど、どれも隠れまくり。加水すると未完熟のりんご。
  • 味…甘辛の中立。マジパン、ヌガーの後に、粒胡椒を添えたスモークサーモンが現れる。後引きはドライでぶっきらぼう。
  • 総評…インパクトには欠けるが、間違いのない1本。ワイガヤ大勢で飲むと意見が分かれそうで、それもまた面白そう。

83点

グランツ エレメンタリー カーボン6年をテイスティング

自宅飲み用に税抜2,980円で購入したブレンデッドスコッチです。
買った後で「今どきのボトルにしては大きいな。750mLボトルかな」と思いきや、思いきりリッターボトルでした。
道理で重いわけだ(サイズ感いいかげん)。

じっくり飲んでみると、可もなく不可もなく。
開栓した第一印象は「『ファミリーリザーブ』よりも良い」でした。
ぼーっと飲む分には微笑んでくれますが、酒の個性を少しでも味わいたい人には物足りず、目移りしてしまうかも。

名称の「カーボン」は元素のひとつ、炭素のことで原子番号は6。
ゆえに熟成年数を6年として企画リリースしたようです。
炭素という名の通り、ヘビーなチャーを施した樽のみで熟成。

そうですね、個人的には本作からその特性をつかめませんでした。
パッケージのテイスティングノートには「薪の煙」と書いてありますが、それも正直わからない。
長短どっちつかずの熟成6年という数字も、かえって判断を鈍らせてしまいます。
ゆっくり飲むほどピントが甘くなる感じ。
結論、これは「ウイスキーを大勢でやんやと」飲むパーティーボトルとしての趣向が最適だぞ、と。

免税店向けの「エレメンタリーシリーズ」は他にもありますので、そちらも購入して飲んでみます。

この記事を書いた人

hiroki

Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性