飲ん兵衛の夜活は、いつも変わらない。

自分の誕生日と重なった「東日本大震災の起きた日」は、徒歩で帰路の途中とんかつ屋さんに寄ってメシ食ってたし。「台風で電車が夜から止まった」ときも、皆が早く帰宅するのを見越して夜の街に出たし。「ウイルスで喧しい今のご時世」も、世に蔓延る自粛なんてクソくらえで、相変わらず飲み歩いてるし。

人が密集する朝の通勤ラッシュ時の移動は、時差通勤どころか、議論の対象さえならない。不要不急なるイベントだけが悪者です。こういうクリティカルな非常時、娯楽がなくても平気な人、娯楽とは無縁の人は強いですな。大規模イベントの主催者や参加者を批判して、鬱憤晴らしてりゃいいんですから。そういう人にとっては、叩いて溜飲を下げるのが娯楽なんですよね。同調しない他人を叩いて正義を気取る。翼賛的で安上がりな娯楽です。

ぼくは娯楽がないと生きていけない弱い人間なので、娯楽を解さない憂国の士には興味なし。いつもと変わらず夜活。ひとり、飲みに行くだけです。

けれどもこれって、呑助クラスタは同じ思考なんですよね。先日あるBARのバーマンが、「いやな世の中の流れですが、そんなことに全く関係なく、飲みに来る人はいつも通り来ますからね」と言っていて、なるほど確かに。居酒屋さんやカラオケルームは違うかもしれないけど、ほんとに酒好きな人は、行動がすべてを物語ってます。つまり、いつもと変わらず、飲み歩くわけです。

ご時世で変わった点を強いていえば、いつもの行きつけに伺うこととは別に、より新たな探検欲に駆られていること。先日は、Instagramの相互フォローがきっかけで銀座のBAR、kpiosさんに初めて伺い、最高に楽しい時間を過ごすことができました。(マスターや、客同士の仲による)お店紹介や、街中を歩いていたときの発見、またネットや雑誌などで情報を読んだ以外に、こうしたインスタやTwitterなどの「SNSで知ったので訪問する」ということが、自分も含めて当たり前になるのかも。いろんな意見があるとは思いますが、これはこれで、良い側面といえるのではないでしょうか。

現時点でインスタで相互フォローしているBARは、10指に収まりません。どうしても決まったところに安住しがちですが、今年は開拓の一環として、SNS繋がりのBARにも伺いたいと思ってます。

この記事を書いた人

hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性