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『NHKニュースおはよう日本』のエンディングが見苦しい件。

NHK総合の朝の『NHKニュースおはよう日本』を、出勤前の準備時間に「ながら見」するのが定着していますが、これはどうかという点があります。
アナウンサーが話すクロージング(エンディング)のミニコメントです。
何ですか、あれは。
全っ然、面白くない。いらない。
ニュースに特化して、ニュース番組らしくビシッと締めてくれよ、と。
ニュース番組なんだから、NHKらしく手堅く伝えてくれれば良いのに、余計な演出をするんですよね。

アナウンサーが朝ドラについてのコメントをするので、「朝ドラ送り」って呼ばれてるらしいですな。
ちなみに朝ドラ(=連続テレビ小説)の放送後、直後の番組『あさイチ』の司会がドラマの内容に言及するのは「朝ドラ受け」だそうです。どうでもいいですが。

あのね、無理やりソフトな雰囲気作るの、やめてもらえませんかね。
くだけた感じを出そうとして、上手く行ってない。そらそーだ、下手なんだもん。

NHKなんだから、お高くとまってりゃいいんですよ。
視聴者に媚びる必要なんかない。数字取ろうと取れまいと、どーせ受信料ふんだくってるんだから。

いや、民放のやり方をマネて、柔らかくしたくなる気持ちは分かります。数字(視聴率)ほしいですもんね。
『あさイチ』のプレゼンスタイルは、そもそも他局の情報バラエティが作ったものだし。ドラマのキャストは演技力よりも人気優先ってのも、民放のマネ。

ただ、なんでもかんでも軟派路線にすればいいってもんじゃない。
「硬さ」「つまらなさ」「垢抜けなさ」こそNHKの個性であり、ブランドの信頼性を裏づけた面は多分にあります(まぁ信頼度については、昨今番組の放送内容をめぐり、公共放送の独立性云々が疑われていますが)。

そういう土台をわざわざ壊すような、不自然な柔らかみは不要かと。
いつまでも「皆様の(お堅い)NHK」を貫いてほしいものです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

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