ブッシュミルズ12年、飲みごたえと飲みやすさの中間。

ブッシュミルズ12年

自宅飲みシングルモルト更新。今回はアイリッシュウイスキーのブッシュミルズ12年です。希望小売価格4,500円。

ブッシュミルズ 12y 40%

  • 香り…やや主張あり。プルーンのワイン漬け、アプリコットデニッシュ、ダークチョコレート。瞬間ニベアクリームも。
  • 味…オイリーで、入口は塩水と辛み。桃とさくらんぼ、後口はナッツ。少量の加水でクリームシェリーに。余韻は長め。
  • 総評…シェリー樽系とひと口目で判別できながら、以降はスルスルと飲みやすい。それでいて度数40%以上の「飲んだ感」もある。水数滴入れて食後に。

ブッシュミルズのシングルモルトは、この12年と、10年・16年・21年が定番ラインナップとして日本で発売されています。
たしかこの12年は、蒸留所限定でしか入手できなかったはずですが、いつの間に定番に入っていたのですね。

このブッシュミルズ12年はアイリッシュおなじみの3回蒸溜を経て、バーボン樽&オロロソシェリー樽熟成のモルトを、さらにイタリアの酒精強化ワイン=マルサラワイン樽で後熟させたというもの。

かすかに人工的というか、ケミカルなニュアンスも感じられましたが、飲み進めていくうちに、こなれていくのも楽しい。
飲みやすいながらパンチもそれなり。
飲みごたえと飲みやすさのバランスに秀でていて、リッチというほどではありませんが、上出来の12年と思います。

この12年は、ブラックブッシュ(シェリー樽とバーボン樽で最長7年熟成させたモルトを80%以上使用したブレンデッドウイスキー)好きには、良い選択かもしれません。
ぼく個人はブラックブッシュよりもホワイトブッシュ(モルトを50%使用したスタンダード品)のほうが好きなのですが。
で、ブッシュミルズのシングルモルトを比較するならば、12年よりも10年のほうがより好み。

シェリー樽系モルトラバーの人は、ブッシュミルズ12年以降の16年・21年あたりは飲み比べてみると面白いのではないでしょうか。

ブッシュミルズ12年をテイスティング

この記事を書いた人

hiroki

hiroki

編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性