なぜコロナジョークで捕まるのは、”おっさん”ばかりか?

新型コロナウイルスの影響により、世界各地でも外出制限が行われているとの報道を目にします。
外出自粛の影響で、欧州各国ではDV(家庭内暴力)が増えているそうです。
今日は、これによって見えてきた「男のストレス」について、書いてみます。

こういうとき、夫婦仲や家族の人間関係が悪いと、夫はつらいなんてもんじゃないでしょうね。
女に比べてメンタルが弱いのは男のほう。
つまり、夫のほうが、先にまいってしまう。

悲しい哉、その弱さが、暴力というに行為に現れる。
夫は暴力を振るうことでしか妻に勝てず、自らのレゾンデートルを維持できないのです。
許される話ではないどころか、到底正当化できるものではありませんが、男ってのはかくも情けなく、弱い。

四六時中、お互いが顔を突き合わせなくてはならない苦痛。
ウイルス相手に防護策を講じるストレス下においては、「家族なんだから一緒にいて当たり前」などというきれいごとは、何の意味も成しません。

孤独の好き嫌い、家族を愛してる、してないに関係なく、一人の時間って、誰にとっても大事。
そう思いません?

欧州のDVについては、夫から妻という配偶者への暴力です。
妻から夫への暴力も中にはあるのでしょうけど、あまり耳にしません。

で、日本に目を向けてみると。
DVはもとより、最近では不埒な行動で、通報されてお縄になってしまう人のニュースが目につきます。
「コロナ移してやる」とスナックに遊びに行ったり、「おれ、陽性だけど」とのたまい、乗っていた飛行機を引き返させたり。

これ、全部、男……それも中高年のおっさんの所業なんですよね。
女性でこういうことをやらかして捕まる人は、まずいません。

ぼくは何も、フェミだから言うのではありません(むしろ正義を気取るフェミニストは大嫌い)。
ニュースを振り返ってみればお分かりでしょうけど、騒がせるのは一様におっさんです。

なぜ「やらかす」のは、おっさんばかり?
これ、個人的な仮説ですが、

鬱屈、抑圧の塊が爆発した結果

なのではないでしょうか。

男は、ストレスの解消・解放が下手くそというか、そもそもやり過ごす術を知らない。
だから、「なぜおれがこんな目に」と降りかかった理不尽さに耐えきれず、スナックで撒き散らす。

数多炸裂させては玉砕するおやじギャグも、相手にしてほしい裏返し。
だから飛行機搭乗の際に、TPOを弁える弁えない以前の、シャレにならないおやじギャグを炸裂させる。

悲しいかな、彼らは全部、他責で生きてきたんでしょうなぁ。
「おれは悪くない」「こんな世の中だから、おれが軽口叩いてやるよ」ってね。
世の中のせいどころか、自分の内側の問題なのに、それに気づいてもない。

もっとも、これらは環境による要因が大きくて。
必要以上のプレッシャーがかからないフリーランサーや、比較的大らかな社風の中にいる会社員は、わりと楽しくやってるはず。

外で暴言を吐いたり、家でDVに駆り立てられる人は、会社であれ家庭であれ、自分が多くの時間を過ごす環境に問題があるということ。
そういうところから、自ら離れるようにしないと、周りも不幸になります。

考えてみれば、ぼくが環境を変えてきたのは、いた環境に問題があったから。
自責で選んだ環境ゆえ、変えるのも自責。
培ってきた人間関係を捨てるのは躊躇がないと言えば嘘になりますが、結局は取捨選択しながら、ここまできました。

だから旧友なんかいないし、旧友どころか友達も少ない。
でも全然問題ない。
自分がやばいと思った瞬間、後先考えず環境を変えてきたのは、正解でした。

新型コロナは、陽性・陰性どころか、人間性までも明らかにする疫病となりました。
自分自身、少しの余白・余裕を持って生きられたらと思いますし、そういう教養を身につけていくようにしたいものです。

この記事を書いた人

hiroki

Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性