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火中の栗を拾う林真理子さんの行く手には、何が待ち受けるか。

日本大学アメリカンフットボール部員が麻薬取締法違反罪で起訴された事件で、廃部が決定した件。
個人的に事件性よりも、林真理子理事長について報道をチラ見しています。

大学における理事長は名誉職ではなく、むしろ中心人物。
学長が現場トップとするなら、理事長はいわば学校法人の代表取締役であり経営トップなわけです。

いくら母校とはいえ、そんな重責、なんで引き受けたのかなぁと。
エッセイストで小説家でもあり、とっくの昔にヒット作家の地歩を固めているのに。
金銭欲と権力を満たしたら最後は名誉欲だ、みたいな慣用句がありますが、物書き以外のことで名を刻みたかったのかな。

「株式会社日本大学」と揶揄する人もいるくらい、日大は巨大組織です。
それを統率・掌握するのは並大抵のことでないことくらい、林さんならわかっていることでしょう。

林さんが理事長に就任した2022年7月、すでに日大は前理事長の脱税問題やアメフト部のタックル事件など、悪い印象が付きまとっている状況でした。
就任の報道を目にした際は、あえて「火中の栗を拾う」ようなポジションを引き受けるとは……と意外に感じたものです。
で、今回の薬物事件で本当に火中の栗を拾うことになってしまった。

林さんについてネットの反響を読むかぎり、かなりこき下ろされていますが。
自身の評判、作家としての名声に傷をつけかねないリスクを背負った林さんには、ちょっと興味を持っています。

今は酷評されていても、大学改革に本気で乗り出し、それが実を結ぶのであれば。
日大の評判がもしV字回復させるようなことができたら、林さんという人は伝説になるんじゃないかな。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性