岡山市の宮下酒造株式会社が造るジン、その名も「クラフトジン岡山」をいただきました。
クラフトジン岡山 50%
- 香り…強い香り。バスタブとバスソルト、ラベンダー、ザボン漬け、加水して洗濯石鹸。
- 味…屋台で売っているソーダ味のどんぐり飴、クリームソーダ、パクチー山盛りのサラダ。後口はドライ。
- 総評…植物や果物が多数入り混じっている感じ。ストレートでほろ苦く、水を加えると甘みが押してくる。
84点
クラフトビール「独歩」や、日本酒、焼酎、梅酒などを造る総合酒類メーカー・宮下酒造。
同社が2011年に立ち上げた岡山蒸留所製のクラフトジンです。
米焼酎をもとにジュニパーベリーやコリアンダーなど、10種類以上のボタニカルを漬け込んで蒸留。
焼酎を詰めていたオーク樽で造られるジンは、国内初なのだとか。
その効果ゆえなのか、口にすると独特の香味が押し寄せてきます。
ただ、言われているような「焼酎っぽさ」は、正直感じませんでしたよ。
個人的にジンは優しさがあって、シャキッとするものがタイプなんですよね。
このクラフトジン岡山のような、超個性的なボトルが林立する昨今の情勢、キャッチアップがとても追いつきません。
むしろ同社の製品で興味があるのは、「シングルモルトウイスキー岡山」という、地元産の二条大麦を起用したウイスキー。
個人的にはちょっとお高いですが…(同社のネットショップで16,500円)。
ジンは見かけるいっぽうで、このウイスキーに街中で会うことはほとんどありません。
どこかで会えたら、ワンショットでいただけると、うれしいなぁ。
@KADOYA Brick Stand