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美術・本
サンキュータツオ『これやこの』:人間関係の機微と味わいが淡々切々に
「これやこの行くも帰るも別れては しるもしらぬも逢坂の関」(蝉丸) 百人一首にも所収の、人と人との出 […] -
美術・本
出光美術館『物、ものを呼ぶ』展:作品も描き手も味わい深い
帝劇ビルの建て替えにより2024年12月で休館する出光美術館。節目となる今年は4月から「出光美術館の […] -
美術・本
東京都現代美術館で、野村和弘の「ボタン」を鑑賞しつつ戯れる
東京都現代美術館(東京・江東区)は近現代の美術作品約5,800点を収蔵しており、会期ごとに異なるテー […] -
美術・本
『日本現代美術私観 高橋龍太郎コレクション』:アーティストの熱量に当てられる
東京都現代美術館『日本現代美術私観 高橋龍太郎コレクション』展(2024年8月3日~同年11月10日 […] -
美術・本
太宰治『津軽』:ラストの名文は誠意の表れか
1944年(昭和19年)、小山書店から『新風土記叢書』の執筆依頼を受けた太宰治が、5月12日から6月 […] -
美術・本
北方謙三『檻』:「修羅場こそ我が道」を貫いた男の行く末
1983年の日本冒険小説協会の大賞受賞作にして、北方ハードボイルド小説の最高峰ともいわれる『檻』(北 […] -
美術・本
『不良少年とキリスト』:枕頭の書にしたい随筆9選。
生きていたら確実に(勝手に)「アニキ」と慕うであろう一人が、坂口安吾という人です。 亡くなった人から […] -
美術・本
河童忌に田端文士村記念館で文豪に触れる。
7月24日は河童忌(芥川龍之介の忌日)ということで、田端文士村記念館へ。 企画展『友情から生まれたも […] -
美術・本
それでも紙の書籍、紙媒体は残る。
どうしても買いたい週刊誌(2024年7月29日号の「AERA」)があって、コンビニの雑誌コーナーで買 […] -
美術・本
近美『TRIO』展:キュレーションの玄人の苦労を垣間見る、充実の展示。
『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』(2024年5月21日~同年8月25日/東 […] -
美術・本
『日本の歴史をよみなおす』:不安定で変化の激しい時代に温故知新をひもとく。
かつて「海外旅行に行く前に、まずは自分の国を知ることが先決だろ」とうそぶいたものですが、それは半分本 […] -
美術・本
トーハクでお札をつくる工芸官の手仕事に絶句する。
上野公園の台湾フェスが混雑していたので、トーハク(東京国立博物館)に一時避難。 常設展を見て回った後 […]
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