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自由な発想を突き詰めると?ボトラーズの蒸溜所所有に思うこと。

シグナトリーのインペリアルに会った関係で、そういえばと思い出し、こちらを試してみました。

エドラダワー10y(シグナトリー)

  • 香り…微かに燻製、醤油。リムーバー。洋梨、すもも。徐々にファッジのような甘み。
  • 味…アタックはしょっぱい。オランジェット。ミディアムボディで余韻は中程度。
  • 総評…香り、味ともほどよく中庸。飛び抜けた何かがないのが特徴なのかな。
  • 次に飲むのは?…こんな小春日和ではないけど穏やかな日はスペイバーン10y。軽く、軽く。

@カドヤ黒門町スタンド

エドラダワー10 カドヤ黒門町スタンド

エドラダワーはハイランドにある小さな蒸溜所で、ポットスチルは2基、年間生産量は約9万リットル。「これを飲む」と目的をもっていないとたどり着かない、そんな希少なシングルモルトですね。

シグナトリー社、蒸溜所も持っているのか。UDから買ったゴードン&マクファイル(GM)といい、ボトラーズも蒸溜所を所有するのが当たり前の時代ですか。儲かっているんだなと分かりますが、加えて、彼らの本歌取り的な手の入れ方、つくづく面白いです。

造り手(中の人)とはまた違う、外側からの発想と思い入れが、特有の企画ものを生み出す。ボトラーズの仕事って、市販車に独自のパワーアップを施すチューナーを思い起こします。オフィシャルの良さを最大限に引き出し、そこからまたファンを生む。ウイスキーもクルマも、全く底知れない世界です。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性