いい古酒とは?80年代のジョニ黒で少しだけ考えた。

伺ったBARで、かつての「ジョニーウォーカー ブラックラベル」が供されていましたので、いただきました。
世界で一番売れているウイスキー、もはや話すことなどないと言いたいところですが、改めて良いです。

これは80年代に流通していたボトルだそう。
現行のジョニ黒とは全く違います。
スモーキーはごく控えめで、甘さが強く、深いのです。

あぁ、長谷川町子さんが『サザエさん』で描いていた、「ジョニ黒=いい酒」の世界って、こういう感じだったのかもなぁ、と。
ほら、カツオが波平さんが大事にしているジョニ黒のボトルを割っちゃう場面、あったじゃないですか。あれですよ。

80年代のジョニ黒

80年代のジョニ黒が古酒と言えるのかどうかは、ひとまず置いといて。

オールドボトル(古酒)って、いろんな人の意見がありますが、個人的にはあまり定義づけたくないな、と。
しいて言えば「スルスル飲めるのに熟成感がある」のが、古酒。
加えて、流通当時にリアルタイムで飲んでいる人が「いい酒」というのが、なおもって佳い古酒なんだろうと思います(だから現在中年のぼくなど、古酒を語れるわけない)。

あと、佳い古酒は、素材の味に立ち戻れるような気がします。
仕込み年が20世紀を遡れば遡るほど、麦の味が濃ゆいと感じるんですよね。

たとえ話で「自分の年齢を上回る熟成年数の酒を飲むのはどうなの云々」みたいな話がありますが。
個人的には、熟成年数もさることながら、生まれた年前後の酒を飲むのが一大イベントになりそうです。
けれども、生意気だ、時期尚早だ、なーんて先送りしてるうちに値段がますます上がる一方で。
どうしたもんかいなぁ。

@GOYA

この記事を書いた人

hiroki

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Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性