3回蒸留のスッキリさは鳴りを潜め、それどころか意外にリッチでした。
オーヘントッシャン スリーウッド(Auchentoshan Three Wood) 43%
- 香り…若干の発酵臭。酸っぱいブドウ、レーズン、メントール。
- 味…バルサミコ酢、プルーン、サクマの缶入りドロップス。
- 総評…酸味主体の黒いフルーツが盛りだくさん。コアの12年からは想像もできないコンテンツ群が面白い。
83点
ネーミングは熟成に3種類の樽が使われているからスリーウッド、わかりやすい。
色の濃さに驚かされました。
アメリカンホワイトオークのバーボン樽で通常熟成後に、オロロソシェリー樽とペドロヒメネスシェリー樽で後熟させているそうです。
オーヘントッシャンは、ローランドモルトの中でもポーカーフェイスな印象を勝手に抱いていたのですが、これは良い意味で意表を突かれました。
大阪の一軒目のBARに伺ったときに、チマっといただいたもの。
また12月に再訪するつもり。
そのときは何にしようかなぁ。