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旅での失敗、バスを乗り間違えたリカバリーをどうしたか?

香林坊

どこに行くにも(特に旅行では)あんまり詰め込むタイプではないのです。
何度か来たことがある土地ならともかく、見知らぬ土地で時間ギリギリに移動するのは、どうにも性に合いません。

こんにちは、hirokiです。
7月に金沢に行った際に失敗した話をひとつ。
バスの行先を確認せず、遠くに行ってしまったのです。

目的地に向かわないバスに乗ってしまった

で、どう解決したか。
結論から言えば、タクシーを使ってロスを取り戻したのです。
身もふたもないですが、これが手っ取り早い……というか、これしか方法はない。

笑っちゃうのですが、なぜ間違えたのか正直自分でもよくわからない。

金沢駅前のバス停で、金沢21世紀美術館に行くには、何番線のバス乗り場に止まってるバスに乗れば良いかな、など案内表示版を見て乗ったものの、そのバスの行き先が違ったわけです。

結局、美術館から5キロ以上も離れた「御所ニュータウン」というところで「このまま乗っていたら戻れなくなる」と思い、やっと降りました。

市内からどんどん遠ざかっていく景色に不安を覚えながらも、「遠回りしたルートに乗ってしまったのだ」と自分に言い聞かせ、ミスを認めるのにずいぶん時間がかかりました。

さて金縛りを解いて、ようやっと降りたはいいものの、5キロです。
バス停の表示を見ると、そこから市の中心部に向かうバスはないみたいです。
1日の本数は限られ、別の行き先のバスが来るのも50分後。

5キロって、いつも軽くジョギングしてる距離なので歩いて行こうとしたのですが、暑さですぐ挫折。
それにさすがに土地勘ないところを歩くのは、数字以上に「歩いても歩いても着かない」感覚があります。
こりゃ絶望的だぞとギブアップし、タクシーを呼ぶことに。

ググって最初に出てきたタクシー会社に電話し、自分が立っている場所を告げると「市内から遠い」と断られてしまいました。
が、電話に出た配車係の男性は、「お客さんのいる場所から近いと○○タクシーさんのほうが早いですよ」と別のタクシーを勧めてくれたのです。

「ご親切にありがとうございます」と感謝して電話を切り、そのタクシー会社に電話。
「10分で行きます」と返事をもらい、待つこと5分。
いやー、目の前に現れたタクシーが救世主、命の恩人に見えましたね。

この日は大相撲7月場所の初日で、その取組のラジオ中継を聴いていた運転手さんは、朝乃山関の話に。
運転手さんの地元は富山だそうで、朝乃山や八村塁といった富山出身のアスリートの話題で持ちきりなんだとか。
しかも運転手さんは朝乃山関の後援会に入っているとかで、その辺の話でゴキゲンだったのでした。

東京のタクシーではめったに会話はしませんが、こういう移動のタクシー車中での気軽な会話も、旅の面白さのひとつ。
道を間違えるのも悪くないじゃん、なんて思っちゃう。

ちなみに、帰り道は香林坊から金沢駅行きのバスに乗ってリベンジしたのですが、なんと関東でおなじみSuica(PASMO)が使えないというオチ。
どうやら今回の金沢では、バスに嫌われたようです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性