汎用性とかマジョリティとか、万人受けとは一線を画す実験的ブレンデッドの趣きです。
玉兎 2021エディション(Gyokuto 2021 Edition) 46%
- 香り…ほのかな麦感。ミント、ヒノキ、バニラウエハース。
- 味…荒々しい入口。穀物、ひまわりの種、塩大福、アーモンド。
- 総評…ハーブっぽくもあり、ややピート感もあり。ブレンデッドらしからぬ、手数の多いパンチに見舞われる。
76点
@カドヤ黒門町スタンド
三郎丸蒸留所のシングルモルトをベースにしたブレンデッドの2021年バージョン。ネットショップやフリマアプリで6,000円〜7,000円台で多く売られています。
平均10年以上になるように調整したとのことですが、インパクトある入口。落ち着きからはほど遠く、多様やキャラが弾ける若めのウイスキーといった感です。
ブレンデッドといえばきれいにまとまっている。そんな先入観は、あえなく崩れ去ります。すべて計算ずく、狙ってのリリースなら恐るべし。こういうのがあってもいいよね。
価格:13800円 |