秩父×駒ヶ岳、両者の個性相殺がむしろ吉。

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ 秩父×駒ヶ岳 2021

本坊酒造「駒ヶ岳」とベンチャーウイスキー「秩父」のダブルネームです。
ふたつの人気蒸留所がコラボしたブレンデッドモルトの、 ”秩父バージョン”をいただきました。

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ 秩父×駒ヶ岳 2021(Ichiro’s Malt CHICHIBU×KOMAGATAKE) 53%

  • 香り…最初は柑橘類が大挙して襲撃。わたあめ、マリービスケット、スクランブルエッグやフルーツたっぷりのアメリカンブレックファースト。
  • 味…辛子菜、カリフラワー、ホワイトペッパー、ビターチョコレート。後口はピリッとくる黒胡椒、冷やし飴。
  • 総評…パッと見でイチローズモルトとも駒ヶ岳とも判別が難しい。とはいえコンテンツ豊富で、ローラーコースターのような起伏が楽しめる。

85点

@Atrium Ginza

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ 秩父×駒ヶ岳 2021 をテイスティング

原酒の交換はスコッチでは聞いたことがありますが、ジャパニーズで商品化されるとなると珍しい。
2015年に両者はニューポットの原酒交換を行い、駒ヶ岳と秩父蒸留所で熟成後に、自社の原酒を混ぜてボトリング。
どちらもノンピートなのだそう。

個人的には、秩父も駒ヶ岳も相殺されている印象。
それが悪いという話ではなく、これが計算ずくで、うまい具合に融合したのであればOK!
どちらもひと目でわかる個性がありながら、両者がケンカしないばかりか、譲り合っている印象を受けました。
こういう試みが増えていくのでしょうか、どんな化学反応を体験できるのか楽しみです。

この記事を書いた人

hiroki

Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログはほぼ毎日更新1,700記事超(2021年10月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性