2020年8月3日、JR東京駅の駅ナカ(改札内)にオープンしたグランスタ東京には、丸の内口と八重洲口のそれぞれ北口・中央口を跨がるように店舗がずらり。
店舗数153、面積は約11,300平方メートルに及ぶという、JR東日本最大規模の商業施設です。
その地下1階にオープンしたウイスキーBAR「Craft Japanese Malt Whisky SAKURA(クラフト ジャパニーズ モルト ウイスキー サクラ)」に行ってきました。
こんにちは、hirokiです。
今日は東京駅のまん真ん中にオープンしたばかりのウイスキーバーについて少し。
店名にある通り、国産ウイスキー(ジャパニーズウイスキーとカテゴライズされる、謳っているウイスキー)に特化したBARです。
営業時間は朝8時〜22時30分(休日は〜21時30分)。
特徴としては
- ジャパニーズウイスキーに特化している(スコッチやバーボンはじめ、世界のウイスキーは置いていない)
- 15ml(ハーフショット)から60ml(ダブル)まで、15ml単位で揃えている
- おつまみ、軽食が充実している
といったところでしょうか。
スタッフによると、東京五輪を見越して外国人観光客向けに出店したとのことで、当初の見込みからは外れてしまったようです。
が、それは他の店舗も音じこと。
東京駅のグランスタは、日本人自らによる内需喚起の狼煙となるか否か。
その試金石になるやもしれません。
メニューを見せていただきながら、「ここでしか飲まないだろうなぁ」という1杯をというわけで、「鳳 12年」というウイスキーをいただきました(オープン記念で20%オフのセール中でもあったのです)。
12年物の原酒に30年以上のモルト原酒をブレンドし、北海道産オークを使用したミズナラの新樽で追熟しているとか。
そうですね、飲んだ感じはバーボンやラム酒を想定させる甘さが印象的でした。
「鳳」は、南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社(山梨県笛吹市)が出すブレンデッドウイスキーで、他に15年・18年・21年・25年などがあります。
もう1杯、「シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エイジング2019」をいただいたのですが、それは次の記事で。
代表的なウイスキーでは、30ml
- 竹鶴17年:1,350円
- 角:500円
- イチローズモルト モルト&グレーン ホワイトラベル:750円
- シングルモルト宮城峡:800円
- 山崎12年:1,500円
- 知多:600円
- シングルグレーン富士:700円
ほか多数。
フード(おつまみ)も、呑助のお酒が止まらなくなるようなメニューで、一部を挙げると
- 本マグロの刺身(赤身):980円
- 冷製ウイスキーチキン:780円
- 自家製スモークサーモン:780円
- いぶりがっこ:400円
- タンシチュー:1,680円
- 牛ほほ肉の赤ワイン煮:1,780円
- 自家製カレーライス:1,200円〜
朝からやってて、おまけにランチタイム(11時〜15時30分)の設定もあって、さすがの駅ナカ仕様です。
他にジャパニーズはウイスキーのほか、ニッカの「カフェジン」や「アップルブランデー弘前」などもあります。
今後ジャパニーズの蒸留酒は増えるいっぽうですから、このお店も同様に品揃えは増えていくのでしょうね。
旅立つ前に、旅の終わりに、あるいは出張前後に、通勤途中に(おいっ)いろいろな使い途がありそうな駅ナカBARです。
この店は立ち飲みスタイル(店の奥に椅子席もあり)なので、ダラ飲みで長居の心配もなし。
また来ますね。