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忘れてしまうくらいでちょうどいい。

先日このブログで「本の貸し借り」についてチラと書きました。貸した本は帰ってこないこと、興味のない相手に自分の「教義」を叩き込もうとしても無駄なこと、感想などなんらかのアウトプットを求めていたこと。これらについて触れた記事です。

全部、こちら側が勝手に抱いた期待なんですよね。小説なら暗に「わかるよね?」と相手に驚きと発見や感動を、実用書なら勉強になった旨を言ってきてほしい。これらは貸す側である自分のエゴなんだよな。

考えてみれば。これって本の貸し借りに限った話ではないのですよね。貸したものは返せよ。そうネチネチと、特に負の記憶ほど覚えているぼくですが、最も忘れないのは貸したお金ですね。高校時代に貸した1,000円のことすら未だに覚えていますから。

だから今はカネの貸し借りはしない。物の貸し借りもしない。義理を欠くだけでなく、後々面倒だからね。

ただしカネがらみでも、自分のために行っている自動引き落としの貯金や投資などは、小さく小さく行っています。脳みそのリソースを割かずに済みますし、多忙を理由に基本ほったらかし。というより、ふだんは意識すらない。

証券投資などは売買額によって常に勝ち負けが生じますが、ぼく自身は長期で保持しています。配当や企業応援の意味もありますが、キャピタルゲインを追求すると、期待感が増してしまい、下がった場合は売りどきを見誤ってしまう。

株価の上下動に一喜一憂せず、忘れてもいいやくらいに接して、取らぬ狸の皮算用にならないよう自戒する。なんでも求め、吸収しすぎは過呼吸になりまっせ。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性