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長時間拘束する「会議のための会議」「報告のための報告」を打倒せよ。

先日、仕事で某省外局の主催するシンポジウムを取材してきました。
ブースとは別に講演会場があり、そこでは時間を15分ごとに区切って発表が行われるオーラルセッションが行われています。

何がいいって、1コマ「15分」という短時間で公演から聴講する人の質疑応答まで行われる潔さ。
登壇する技官が優秀な人ばかりで、プレゼンも平易。これなら聴いていられます。
講演にせよ、あまたの中小企業や学校において惰性で行われている朝礼にせよ、相手の時間を奪うのは時代錯誤もいいところです。

講演の場合は、講師やテーマに興味がある人が集うことが多いので、長時間でもまだ理解できます。
問題は企業の会議やミーティング、全社行事とかです。
大したこともしないで労働時間をこじ開ける必要ないでしょ。
長時間拘束を強制するなんざ、時代錯誤もいいところで。

しかも、これって提唱者(要するに経営者、役職者)の自己満足だったりするから始末が悪い。

「会議のための会議」「報告のための報告」って、これを強制するのが結果的に生産性を下げてるって、なんで気づかないかね。
それが目的化していることに気づいていないのか、気づいていないふりをしているだけか。
いずれにしても罪なことですわ。

ほんとに嫌なら環境を変えるよりほかないんだけど、大概は受け容れている組織人がほとんどでしょ。
めんどくさいからね。
ただ、それが実害を伴う(=残業の多寡、心的ストレス、著しい生産性の低下となど)と手をこまねいてもいられない。
対策としては、徐々に短時間化を提案していくことですね。60分→45分→30分と、真綿で首を締めるようにw

まぁ、これさえも「やりたいからやる」の前では、たくらみがもろく崩れるのだけれど。
頑張ってアピールするのではなく、ソフトランディングでやっていくのがポイントです。
経営者は残業代払いたくないんだし、雇われる側もさっさと切り上げられるからWinWin。
それが今の時代ってやつです。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性