アフィリエイト広告を利用しています。

ロイヤル・ブラックラ12年、くぐもった温室の緑。

ロイヤル・ブラックラ12年

「ロイヤル」と名のつくものは、「王室(御用達)の」という意味もあって、気位の高いイメージがあります。

こんにちは、hirokiです。
今日はそのロイヤルの名を冠したハイランドモルト、ロイヤル・ブラックラについてのテイスティングメモを少し。

ロイヤル・ブラックラ12y 40%

  • 香り…控えめな甘い香りで、温室のハーブ園。洋梨、キャラメル、アマニ油。
  • 味…ライトボディで薄甘い。麦芽、生姜、シナモンやコーヒーキャンディ。余韻は短い。
  • 総評…ビニールハウスの植物園にいるような、くぐもった緑のイメージ。甘さはほどよい。

85点

@D・ハートマン

ロイヤル・ブラックラ12年をテイスティング

ロイヤルブラックラ蒸留所の所有はバカルディ(ジョン・デュワー&サンズ社)で、デュワーズの原酒です。
蒸留所自体は、シェイクスピアの『マクベス』の舞台になったといわれるコーダー城のほど近くに位置。
1830年〜1837年に在位した英国王ウィリアム4世のもと、蒸留所として初めてロイヤルワラント(王室勅許状)を授けられたとか。

他に「ロイヤル」と名がつくスコッチシングルモルトは、ロイヤルロッホナガーとグレンユーリー・ロイヤル。
ブレンデッドウイスキーでは英国と日本でだけ飲めるロイヤルハウスホールドがありますね。

この「ロイヤル・ブラックラ」は、1stフィルのシェリー樽(オロロソやペドロヒメネス)でフィニッシュしているそうですが、ボディは比較的軽いです。
若干、植物やハーブを育てるビニールハウスに入ったような、そんな緑の香りがありました(イヤな感じという意味ではなく)。

普段使いに、と言いたいところですが……日本に入ってくる年間数量は限定されているようで、道理であまり見かけないわけですね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性