このところ政財界の方々の不適切な言動が目立ちますね。
目立つというか、ほぼ毎日です。
東京五輪組織委員会の会長人事、緊急事態宣言下での夜遊びと、まぁ出るわ出るわ。
特に発言、自分のブログが汚れるので、あえて誰が発言したかは挙げませんが。
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」
「お辞めになりたいなら、新たなボランティアを募集、追加せざるを得ない」
「日本社会にはそういう本音が正直あるような気もしますし、こういうのをわっと取り上げるSNSっていうのは恐ろしいですね。炎上しますから」
ときた。
これらはごく一部で、まだまだ挙げればキリがありません(上記を発言したのはOVER70のおじいちゃん)。
なぜ叩かれるのか、何が問題の本質か、まるで分かっていないし、分かろうともしない。
こういう人たちが牛耳っている現実なのに、残念ながら反発の声が挙がらないんですよね。
挙げているのはごく一部で、Twitterではやたら声の大きい左派インフルエンサーだけ。
女性登用にせよ夫婦別姓にせよ、そんな議論をまだやっているのかというのが今の日本。
でも、それが現実。
鷹揚で物分かりのいいフリをしながら、本音では何も変えたくない日本人が大半なんですよ。
「おもてなし」なんてカッコつけるだけで、実態は閉鎖的で排他的。
金持ち優遇の自民党が、なぜか大半の庶民に受かる理由はこの辺にあるんじゃないですか。
緊急事態宣言を喜んで受け入れ、お上の言うことに疑いなく従っちゃう。
流される国民性だから世論操作なんて容易い、そら勝てない戦争も起こすわけだよ。
自民党を支持するのは古い価値観の中高年だけでなく。
信じがたいことですが「働き口があるだけまだまし」と思っている若者の支持もあるそうな。
与党の先生方は笑いが止まらんだろうな。
いくら税金を上げても、付いてきてくれそうじゃない?
「寝ててくれれば」もっと最高だよね。
今相次ぐ、特に与党の先生たちの言動は「下々の者を導いてやらんといかん」と傲岸不遜な態度の表れですね。
だからいつまで経っても、この手の発言はなくならないでしょうね。
老害が生きていて、それを(たとえ消極的でも)支持している国民が大勢を占めているかぎりは。