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なぜ男の舌は保守的か

行きつけの外食店や飲み屋さんでの話。
ランチタイムの定食屋さんやファミレス、カフェ、一杯飲み屋など、誰でも「よく行く店」ってありますよね。
よく行く店にあって、さらに「男は定食屋で同じものしか食わない」と耳にします。主語がデカいですが、これは男性全般に言えることなんでしょうか?

少なくとも自分の場合は確かにその通りで、同じ店で「ほぼ同じものしか頼まない」ことがけっこうあります。
BARではキープボトルしか飲まなかったり、座るなりジンリッキーを作ってくれるところもあります(いつも同じなので最初に1杯はオーダーさえ聞かれない)。
洋食でも和食でもイタリアンでも、判で押したように同じものばかり頼んでいる。
ごくたまーに、一瞬メニューを眺めるのだけど、結局同じものを食べるわけです。

なぜ、男は定食屋で同じものしか食わないのか

答えは簡単。あらかじめ「これ(を食べる)と決めている」から。仮説ですが、脳のリソースを使いたくない……要するに「考えたくない」のです。
ただし、なんとなく5日間のローテは決めている。一方で気分も大事にする。「昨日は定食だったから今日はカレーにすっか」みたいな。
店に入るまでにはもう食うものは決まっていて、だいたいいつも同じものを頼むことになります。
メシをイベントとしてとらえていないんですよね、たぶん。空腹を満たすだけとは言いすぎだけど、お気に入りのものを食えれば満足で、さほど頓着がないのです。

女性はランチもイベント

その点、女性は平日の食事もちゃんと考える。行きつけの店はあるけど、判で押したように同じものを選択することはない。
いろいろトライして、よりよいものを見つけて食し、気分よくする。自分を盛り上げる。
仕事に重きを置いて、ごはんなど二の次三の次というバリキャリもなかにはいるだろうけど、それだって食事をぞんざいにしたりしない。

意識の差というか、満腹中枢ならぬ空腹中枢の思考回路が、男と女では違う気がするんですよね。

ただし例外もある

もちろん男性でも食事に執着する人は一定数いることも確か。常にグルメ志向で、昼休みの限られた時間に電車で移動して目当てのレストランに行くツワモノも知人にいます。
結局のところ何に価値観を置くか、なんですよね。

ぼく自身はランチはわりとどうでもよくて(多少空腹を満たせればよろし)、「今夜どこで飲むか」のほうが大事。
とはいえ、それも最近では同じBARばかりで、新規開拓が全然できてないし、すっかりご無沙汰なお店もある。
店選びも保守的になっちゃって、よろしくない傾向ですなぁ。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性