文菊さんの「ねずみ」ほか鈴本4月下席千秋楽。

鈴本演芸場2021年(令和3年)四月下席

上野鈴本演芸場2021年(令和3年)四月下席のトリは、古今亭文菊さん。
4月30日の昼の部・楽日に行ってきました。

(途中から)
粗忽の釘 与いち〈祝二つ目昇進〉
悋気の独楽 こみち
漫才 ロケット団
あくび指南 菊太楼
辰巳の辻占 雲助
粋曲 小菊
アクアの男 小ゑん
休憩
マジック 美智・美登
開帳の雪隠 志ん彌
短命 燕路
紙切り 楽一
ねずみ 文菊

「ねずみ」は世話になったワケあり貧乏旅籠の父子のために伝説の名工・左甚五郎が一肌脱ぐ噺。
滑稽噺なんですけど、古今亭文菊さんは人情噺のように聴かせるので客席はシンとなります。
明日からしばらく寄席が休みとあって、ちょっぴり感じ入るものがありました。

左甚五郎が登場する落語は他に「竹の水仙」「三井の大黒」がありますけど、どの噺も好漢として描かれますね。
でも、どういうわけか文無し、逗留先で無銭飲食しちゃってます。

狩野派の絵師が主役の「抜け雀」なんかもそう。
すわ踏み倒すのかという場面で、伝家の宝刀である彫刻やら絵筆で作品を創り出すのがパターンですね。
一見粗野なんだけど、結局好人物なのは、一芸を秀でた職人に対してのリスペクトがあるからなのでしょうか。

与いちさんは師匠・春風亭一之輔さんのまんまで、守破離の「守」からの脱皮がいつでしょうか。
それと常々思っていましたが、今年は柳亭こみちさんの落語会か寄席トリに行きたい。
ちょっとファンになってしまいそうなほど上手い方です。

この記事を書いた人

hiroki

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