「ヒマですよ」もしくは「大丈夫ですよ」と答えるようにしてます。
ただし「ヒマです」と答えるのは、相手限定ですけどね(理由は後述)。
少なくとも「自分のタスクをこなしているときはそう答えるのが筋」と、若いころ先輩に教わったので。
仕事中に「時間の有無」を確認されること、ありますよね。
取引先然り、上司・同僚・部下然り。
だいたいにおいて「少しお時間よろしいですか?」「5分だけいいですか」みたいな感じかな。
直截に「忙しいですか?」や「ヒマですか?」って聞き方は、個人的にはしないです。
皆忙しくて当たり前だからね。
「忙しい?」と聞かれると、困っちゃう。
ヒマって答えてほしいの? 忙しくない人なんで、いないぜ。
顔見知りの人であっても、せめて「今、お時間よろしいでしょうか?」くらいは言いますね。
これも自分本位だけどね。
仕事仲間ならともかく、セールスでこれやられたら圧迫感があるもん。
なので、「ちょっとご相談があるのですが、今ご都合いかがですか」と聞けば、だいぶ様子がいい。
相手もこう聞かれると「あぁー、いついつならありがたいな」と正直に答えやすい。
コミュニケーションに長けた人なら「相談内容にもよる」としたうえで、すぐ応じるか、後で時間を作るかするでしょう。
誰だって自分のテリトリー外のことや、依頼された案件を進めているときは、そりゃ忙しい。
そんなとき、どうしても難しければ「急ぎの用件でなければ、後にしてもらっても良いですか?」とやんわり。
時間に余裕があれば「どうぞ、なんでしょう?」と応じる。
あとは時間泥棒な相手や用件も、さっさと終わらせるに限ります。
引っ張ると後々めんどいからね。
さて、「ヒマです」と答える相手ですが。
完全に打ち解けた相手に限りますね。
でないと、真に受けて「じゃ仕事、押し付けたれ」と乗っかってこようとする人がいたからね。
「ヒマです」と答えるのは外交辞令やエチケットであり、円滑なコミュニケーションの一助や知恵たるものでね。
そのへんを解釈できないって、どこまで頭が固いというか、おめでたいというか。
真に受けて引かれるのも困るので「どうぞ、なんでしょう?」と答えるのが無難です。
こういう相手への接し方だけでも、その人の本質の一端が垣間見ることができる。
面白いですね。