「一軒家」=「一戸建て」ではない。

「一軒家」と「一戸建て」。住宅を表す言葉ですが、最近は同義語として定着しているようです。一軒家という言葉の使い方に、どうしても違和感を覚えるんですよね。

一軒家

【一軒】
[名]一つの家。―家(や)[名]・一つだけぽつんと建っている家。
新選国語辞典 第七版(小学館)

これは約20年前の辞書、ちょっと古いです。が、しかし。本来はこちらの使い方でしょう。一軒家と聞いて、周りになんにもないところに、寂しくぽつねんと建っている家が目に浮かんできませんか? ほら、新美南吉の童話に出てきそうな、昔ながらの木造家屋ですよ。

……と思ったんですけどね。上記の意味プラス、2つ目の意味を記してある辞書がありました。

一戸建ての家。独立家屋。
明鏡国語辞典 携帯版(大修館書店)

こちらは2005年初版の辞書です。んーーー、一軒家の意味は「一戸建て」として使っても誤りではないってことですね。

なんで「一軒家」を普通に使うんですかね。この言葉を使うと、どうにも寂しさを感じてしまう。「一軒=いっけん」ならいいんですけど、「いっけんや」という響きになると、とたんに寂しげな印象になる。皆さんは違いますか? ぼくが今的な使い方に乗れてないのか。

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hiroki

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編集者 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / 訪問したBAR国内外合わせて100店超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(現在は休止中) / ひとり歩き / 酔っぱらわない酒活実践者 / ブログは原則毎日更新600記事超(2018年10月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性