「お店監修」のインスタントラーメンやレトルトカレー、花盛りですな。ぼくは買わないけど。
都内にある店なら、食べに行ったほうが早いからね。
ただし「エントリー」として、これらの即席商品の存在意義は大いにある。なぜなら
- 原材料高騰の煽りを受けてラーメン店の商品自体も高騰
- ラーメン店のトレンドを知ることができる
- スーパーやコンビニで買いやすい
から。
これらの理由に加えて、現状「ラーメンを食べる機会が激減し、外食でラーメンはほぼなくなった」という個人的な事情もあり、陳列されているパッケージを見るだけでも面白いものです。
ユーザーにしてみれば入口なんかどこでもよく、口に合えば店に足を運べばいい。店側にとっても(効果は限定的かもしれないけど)宣伝になるし、テストマーケティングになるしで一石二鳥。
よく言われる「ラーメン店1,000円の壁」など、とっくに崩れているし、インフレに振れれば値上げは避けられません。しなければ存亡の危機ですから。
そうなると、店に行って食べる外食そのものがゼータクになり、その代替としてのインスタントラーメンも「高級化」して値上がると予想します。
店に気軽に入れた「あのころ」を懐かしむ時代が到来するかもね。
ところで、個人的に店監修のラーメンといえば、確か2000年ごろに出た『中村屋』(神奈川県海老名市)のカップ麺が衝撃的に旨かった覚えがあります。
期間限定だったのかな、あっという間に消えてしまいましたが。また出してくれないかな。
アイキャッチ写真は、東京ビルTOKIA B1に入る『タンメン トナリ 丸の内』のタンメン。たまーにラーメンで外食するときは、もっぱらここです。