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逆走事故を本気でなくすには。

車を運転する身として、ひじょうに腹の立つことのひとつが「逆走」による事故。
逆走とは、高速道路などの上り下り等で区分された道で、運転者が定められた進行方向とは逆方向に車を走らせること。
つい先日も東北道で立て続けに2件発生し、うち1件は加害者・被害者の各ドライバーが命を落としました。

警告装置を全車に標準装備させよ

NEXCO各社も高速道のIC付近に警告サインを出すなど、いろいろ逆走対策をしてくれていますが、現実的には発生してしまっている。
発生してからでは遅いのが、命にかかわる事故ってもの。

これね、個人的には自動車メーカーに、「警告装置を全車種に標準装備」してもらうのが最善かつ抜本的な策と考えます。
ぼくの想像する警告装置は、コンピュータが逆走を感知したら不快な警報音が鳴り続けるというシンプルな仕組み。
調べてみると、日産やトヨタなどが案の定すでに開発しているようです。

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逆走警告 – Wikipedia

高齢ドライバーに現実に目を向けさせる認識を

NEXCO東日本は、2018年に逆走した運転者の年齢は65歳以上が約70%を占めると公表しています。

高齢ドライバーほど認めたくないとは察しますが、これが現実。ちなみに認知症の有無はほぼ関係ないようです。

「本人も家族にも免許持っている人間に年寄りがいないから大丈夫」って?
誰でも年は平等に取るので、(同じ車に何年くらい乗り続けるのかそれぞれですが)やはりデフォルトで装備されていたほうがいいでしょう。

本気で逆走事故を減らすには、本気で対策するしかない。
車両警告装置の法制化とか、装着の実費負担を軽くする補助金とか。
それと免許更新時の地道な啓蒙啓発などですね(背景に高齢者特有の慢心・高慢がある気がしてならない)。
厳罰化もひとつの手ですが、老い先短いドライバー相手に抑止効果のほどは未知数。
現実的な施策を一刻も早く講じてほしい。

まとめ

つい先日、まさに東北道の事故発生付近をドライブしたばかりで、このニュースはとてもひとごとと思えず。

今回の車同士の事故については、本線を走る車が逆走を知らせるパッシングしたにもかかわらず、逆走車はパッシングし返してそのまま走り続けたというから、驚き呆れます。
間違っているのはおまえらだ、って感じだったのでしょうか。
この逆走ドライバーは死んで終わりですが、巻き込まれたほうはたまったもんじゃない。

かと思えば、もうひとつも相当で、81歳の逆走ドライバーは衝突したライダーに怪我を負わせた後、救護措置を取らず逃走しています。

申し訳ないけど、悪質な高齢者が目立ちすぎです。
本人への厳罰化は無理でも、家族関係者や管理者に罪が連座するようにでもしないかぎり、もっと酷くなるかもよ、これ。
高齢化社会は避けられない現実ゆえ、運転するしないにかかわらず、日本全体が真剣に考えたほうがいい問題です。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性