宝塚星組『VERDAD(ヴェルダッド)!!』、礼真琴さんの弾けるボーカル。

舞浜アンフィシアター

宝塚歌劇星組公演『VERDAD(ヴェルダッド)!!—真実の音—』7月2日のソワレを観に行ってきました(〜2021年7月10日、舞浜アンフィシアター)。
星組トップスター・礼真琴さんのフルボリュームを堪能できる、素晴らしいライブでした。
ネタバレ全開で振り返ります。

礼さんはほとんどぶっ続けで、裏側の衣装替えの時間と表側のMCの時間くらいしか息を整えるヒマがなかったんじゃないか。
それくらい出ずっぱりの印象です。

星組発足88年とのことで、1幕はそれにちなみ星組で上演された歴代の名作名曲をハイライトする構成。
2幕ではより礼さんの歌唱力がクローズアップされています。
ディズニーの名曲とのコラボは、やはり実力派が許されるものであり、現役生であれば礼真琴さん&娘役トップ・舞空瞳さんでなければ成立しない。

作・演出は藤井大介先生ですが、今回は演出の派手さよりも出演者本人の魅力を最大限に生かす形。
予想だにしなかった瀬央ゆりあさんの女装もさることながら、なんと客席降りの代わりに礼さんがゴンドラに乗って客席中央通路を上手⇔下手と行き来する演出にも仰天。
藤井先生おなじみの寸劇は、礼さんに牛乳瓶の底のようなメガネをかけさせた変キャラ「出来無杉まこと」として、わざと下手に歌唱させる趣向。
結局デキるというサゲはお約束なんですけど、楽しめました。
上手い人がヘタを演じるって難しいんじゃないでしょうか、この逆はやろうと思っても出来ないわけですが。

アンコールで、礼さんが「僕こそ音楽」を独唱したのはズルい演出。
これは歌唱がデキる人に許される特権ですがな。

全体的に歌8割、ダンス2割といった感。
これをほぼ毎日2幕でやるんだから、オソロシイものがあります。
たぶん礼さんはこの情勢を鑑みて「いつどうなるかわからないから、フルスロットルでやり抜こう」とアクセル全開にしているのかもしれません。
この調子で無事に完遂されますように。

『VERDAD(ヴェルダッド)!!』

この記事を書いた人

hiroki

Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性