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アラン21年。押し出しよりも、おしとやか。

アラン21年

1995年創業、シングルモルトに特化した蒸溜所としてモルトファンの高評価を得ているアラン。その21年をいただいてみました。

アラン21y 46%

  • 香り…柑橘系フルーツ、焼いたバナナ、焼きプリンほか焼き菓子が総踊り。
  • 味…ライトボディ。ブルーベリー、ドライフルーツ全般、こんぺいとう。
  • 総評…押し出しよりも、おしとやか。シェリー樽がほどよく効いたボトル。バランスよろし。

@LEAP BAR

アラン21年をテイスティング

アラン21年(ロックランザ)

アラン蒸留所を所有するアイル・オブ・アラン・ディスティラーズ社は、アラン島の南岸にラッグ蒸溜所を建造し、2019年にローンチしてます。要するに第2蒸留所ですよ、すごいですねぇ。

それに伴い、アラン蒸留所は所在地であるロックランザに名称変更し、パッケージも一新。写真のように、ミルクボトルようなデザインになりました(個人的には前のデザインのほうが好き)。新ラインナップでは、クオーターカスク、10年、18年、21年が発売されています。

で、21年。現時点でアラン改めロックランザ蒸留所の最長熟といえますかね。スペックを知らずに飲んでみて、シェリー樽だろうと想像しつつも、さほどのベトベト感はありませんでした。

後で輸入元ウィスク・イーのサイトを覗いてみると、案の定シェリー樽(1stと2ndのホグスヘッド)熟成の原酒。ボディは案外軽く、バランス&とっつきやすさに最大限配慮したかのよう。個人的にはもう少し、パンチがあっても良いのかなと思います……ってか、これのカスクストレングスを飲んでみたい!

自宅に10年を買い置きしてるので、そっちを先に試飲したかったところですが。ま、外飲みで目に留まったので、出会いを大事に、ということで。

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